社内の部下や上司だけでなく、お客様や取引先とも、
だれとでも仲良く楽しく仕事ができればそれがベスト。
けれど、意図せず、トラブルに巻き込まれることもしばしばです。
会社存続の危機というとても大変なときだからこそ、と面談力を受けてくださり、
その学びを生かして、見事に大ピンチを切りぬけた方が、
エピソードシェアしてくださいました。
やはりすべては人。
関わり方、コミュニケーションの質がすべてです。
会社存続の危機!「もうダメかもしれない、、」
弊社はフライパンを海外から輸入して販売しているのですが、
先月500万円分の注文が入ってこないという事態が起こりました。
先方曰く、金型が壊れたとのことなのですが、
「返金はできない」
「製造できた時にちゃんと納品するから待て」
「ただ、いつ金型が治るかわからない」
という歯切れの悪い答えしかありません。
しかも、連絡があったのが、商品を船で発送する前日!
なので、こちら側も
「本当に金型が壊れたのが原因なのか??」
と疑心暗鬼になってしまい、
コミュニケーションも上手くいかず、メールは常に喧嘩腰、返信もまばらに、、
このフライパンはこの会社しか製造していないので、
事業存続が危ぶまれる状況に陥ってしまいました。。
もう、ダメかもしれない・・・
学びを生かし、怒る→自己開示、傾聴、共感へ
そんな時に、面談力講座を受講させていただきました。
聴くこと・受容することの大切さ、
そして、自己開示できるほどの関係性の構築が重要だという事を勉強し、
私は、今までの態度を改めました。
具体的には、
「フライパンが納入されないことに怒る」
のではなく、
「この事業を存続したいという私の素直な気持ち」
を伝えつつ、
相手も立場的に大変であることを理解し、耳を傾け対応することを心がけました。
上司の許可を得た上で、
一個人としての意見(会社の意見ではない)を伝えながら、
私と先方の二人でビデオチャットで、顔を見ながら打ち合わせを重ねました。
関係の再構築、からの売上回復!!
そうすることで、
相手が心を開いてくれ、対処の方向性が見え、
今は正常な取引ができるようになりました!!
おかげさまで、昨日、無事フライパンが入ってきました!!
つい先ほど無事入荷されたことに対して感謝のメールを送りました。
入荷されることが見えていたの、
10日程前から一部在庫として置いていた商品の販売を開始したこともあり、
売上は回復傾向にあります。
おかげさまで、いい流れが来ています^^
今でも本当に金型が壊れたのか真意はわかりません。
相手も私も正常な取引をすることがwin-winであるはずなのに、
関係性を壊してしまったからこそ、うまくいかなくなったのだなと思いました。
どんな時も、聴くこと、相手を思いやることが大切だと、
面談力講座で気づかせていただきました。
ありがとうございました。