こころのお話

【傾聴は、愛のはじめなり~面談力アドバンス第二講開催しました】

先日「人生を変える!面談力講座アドバンス」第二講を開催しました。
10:30から18:00まで、第1講に続き、理論に事例検討、ペアワーク、公開セッションと
内容濃いい、あっというまの一日!

アドバンスのゴールは、「人の話を聴き、悩みを解放できること」

そもそも、「面談」とは、会社の評価面談をイメージされることが多いですが、
面談とは
「直接会って話をすること、対面、FACE TO FACEの関り」のこと。
この意味から、面談はビジネスシーンに限定して使用されるだけでなく、
日常のあらゆるシーンで使われるべき自由度の高いことばなのです。

面談とは、『直接話をするコミュニケーションの場』のこと。

【誰かの勇気の翼になる】

会社員、営業、カウンセラーと、さまざまな方が、
それぞれの目的と必要性をもって受講してくださっています。

傾聴力つけたい。
相手を理解したい。
そして、いい人間関係を作りたい。
そうすれば、
好きになってもらえる。
アドバイスきいてもらえる。
離職が減る。
生産性上がる。
どれもとても大事なことですね。

でもそれが本当の目的なのか、
そのために関係をよくしたいと思うのか。
いままで、この学びを受けてくださる方と深く関わり、
わたしは違うように感じてきました。

「ひとりじゃない」
「あの人がいるから頑張れる」
「チャレンジできる」

誰かの勇気の源。
誰かの勇気の翼になれる人。
本当は、そんなふうになりたい、役に立ちたいと望んでいるのだとつくづく感じます。
誰かの「生きる力」になりたい。
そのために「聴く力」が必要なのです。

そんなわたしの思いに共感してくれたメンバー、
みんなで考えた1期生チーム名は、その名も
「勇気の翼」!
ひとりひとりが、「こころにつばさを授ける人」になっていただきますよ!

【傾聴は愛のはじめなり】

講座では、何度もお伝えしていますが、
「傾聴は愛」です。
傾聴することは、相手の存在そのものを認める「存在承認」です。

「面談力」というと、
「あー、スキルおしえてるんだよねー」
と言われることが多いですが、テクニック・スキルよりも、
こころの在り方・整え方、Beingのアプローチのほうこそ、大切にしています。

だから、最初は、
「人生を変える、ってそんな大げさなー」と言ってた受講生たちは、笑!
仕事や家族といった人生の現場で、変化を実感しています。
自分の仕事に対する、もうないと思っていた無意識の囚われに気づいたり、
よくない家族との関係を修復に向かわせることができたり、
「話を聴くことって、本当に人の人生を変えうるんですね」と。

相手の話を否定しない、
アドバイスしない、
「そうですね」と相手の鏡となって話を聴くと、
自分になにが起きているのか、気持ちがだんだん整理されてくる。
相手が自らの気持ちを理解し、自分が本当に大切にしたいことに気付いていく。
すると、、前向きな希望が生まれ、行動することができてしまう。

だからこそ、聴く人の聴く姿勢、在り方が与える影響は大きいのです!!
傾聴は、相手を応援すること。

傾聴は、愛のはじめなり。

【ふりかえり一部ご紹介!】

「聴き手の心の在り方によって、相手とのセッション内容が変わることに気づきを得ました。
人は本当に多くのことを感じ、思考しているため、人の話を聴いているようで、
他のことを考えてしまっていることは多いと思います。
だからこそ、こころを落ち着け、相手の話に心をからっぽにして聴くこと、
そして、相手の表情、声の大きさ、トーンの変化を見逃さず、非言語を含めて気持ちを汲んで伝え返すことの重要性を実感できました」

第三講も楽しみです!!!