1、やる気があれば、なんでもできる!・・・とは限らない
やりたい!なりたい!と思ったら、すぐにアクション!
行動に移して実現できるのが理想的。
目に見えない「思い」を、カタチある行動に変えられたらいいですよね。
でもいつもいつもそんな風にいかないときもあるのが、わたしたち。
たとえば、仕事はもちろん、夢、目標であるなりたい自分、
もっといえば、資格の受験勉強、ダイエット、禁煙などなど、、
わたしも、カウンセラーの試験レポートとか、キャリコン受験勉強とか、ほんと大変でした。。
やる気がおきないとき
やる気があっても、できないとき
が多々あり。
でも、そんなこと、誰にだってあるのではないでしょうか。
そんなとき、責められたり、自分で責めちゃったりしてませんか?
「やりたいのに、なんでできないの?」
「できないのは、やる気が足りないからだ」
「そもそも、やる気あるの?」
でも、実は、
「モチベーション」と「やる気」と「集中力・行動力」はまったく別のものと考えた方がよいです。
モチベーションがあっても、行動できない、ということは十分にありえるのです。
2、似て非なるもの、違いが分かりますか?
辞書でそれぞれの定義を調べてみました。
「モチベーション」= 動機づけ。物事を行うための動機や意欲になるもの。刺激。熱意。(大辞林)
「やる気」= 物事を行おうとする気持ち(大辞林)
「集中力」= ある物事に気持ちや注意を集中させ、物事に取り組む能力
(フリー百科事典)
モチベーション=願望、熱意
↓
やる気=気持ち
↓
集中力=行動、取り組む能力
の順番で、やりたいことが実行されていきます。
目に見えない「思い」が、目に見える「行動」という形になるためには、
直前に「やる気」という気持ちが必須!
例:受験勉強の場合
モチベーション=願望、熱意。勉強をする動機。
「この資格がどうしても欲しい!」
↓
やる気=気持ち。
「絶対受かるぞ!」
↓
集中力=行動する能力。
机に向かって、まさに今、勉強している状態。
だから、モチベーションないのに、やる気だけある、っていうのは基本的にはありえません。
また、やる気がないのに、行動・集中力だけはあるという状態もない。
でも、モチベーションもやる気もあるけど、行動・集中力だけがない、ということは十分に起こりえます。
「『モチベーション』と『やる気』があれば「できる」と考える人が多いのですが、そうとは限らないのです。
なぜなら、集中力・行動は、ひとことで言ってしまえば、仕組み。
どのように勉強するか、というノウハウであり、スキルであり、習慣。
「集中力=物事に取り組む能力」ですからね。
熱意であるモチベーション、気持ちであるやる気とは分けて、ここに限定した考え方とノウハウが必要なのです。
3、区別できないと、不幸になる!
最近、わたしの周りで風邪が流行っていて、これさえも当てはまるのでは?と実感。笑!
・モチベーション・・・風邪は当然、治したいですよね。
・やる気…治そうとする気持ちも絶対あるはず。
・集中力…どう治すか、治すための行動、風邪に取り組む能力、といった感じでしょうか。
なお:「治すために、どんなことしてるの?」 ←行動確認
相手:「えー、、薬は飲みたくなくて」
なお:「じゃあ、ビタミンCとか乳酸菌とか、アミノ酸とか?」
相手:「、、いえ、、冬用の布団買わなきゃなーって、、寒くて」
なお:「!!? じゃあ、カイロ貼ったり、湯たんぽ入れたりしてる??」
相手:「してません、、」
『・・・ほんとに、治す気あんの?』
って、こころのつぶやき。。笑!
でも、ここが集中力・行動であり、仕組み・ノウハウの部分。
風邪の治し方を、ただ知らないだけなのだ!と気づきました。
そこからは、
彼女にカイロを貼り、BCAA飲ませ、のどスプレーをamazonで買わせ、
湯たんぽとカイロを買って帰ること約束させました。
怒涛の押しつけ!愛のある!!笑
風邪だと、たしかに集中力どころか、やる気も落ちるわな。笑
話は戻って、
「やりたいのに、なんでできないの?」
「できないのは、やる気が足りないからだ」
「そもそも、やる気あるの?」
という批判・叱責こそ、
実は「不幸」のはじまり・・・
意思が弱い。
やる気次第。
精神力の問題。
言われた方は、
「本当にやりたいことじゃないのかも」
「やる気が足りないんだ」
「自分は意志が弱くてダメな人間なんだ」
と感じ、
自分はダメな人間だ
わたしには価値がない
と言ったコアビリーフ(思い込み・信念)を作り上げてしまいます。
この昭和感あふれるモチベーション至上主義こそ、
自己否定や自己卑下を産み、人の可能性を奪っていくことになります。
自信喪失、自己嫌悪、セルフイメージを低下させる源。
4、自分で自分を肯定し、モチベートする!
やる気スイッチ入れるには、やっぱり、肯定的承認。
その承認の中でも、特にやる気を起こさせる承認のことばがあります。
でも、そのことばは、万人共通ではなく、一人ひとり違うもの。
与えてもらって、体感して、はじめてわかるものなのです。
こころcaféでは、
ひとりひとりがみんなに思いを語り、
みんながひとりひとりを精一杯受けとめるワークをしました。
その瞬間、部屋全体がとても熱をおびて、とてもあたたかく居心地のよい場に。
人は、いつでも誰かの役に立ちたい。
人は、いつでも誰かを応援したい。
人って、こころ優しくて、本当にすばらしいですね。
与える方も、与えらえる方も、どちらも喜びの笑顔でいっぱい!
与える方も、与えられる方も、満たされた様子に、
その場に立ち会っているわたしの方こそ満たされました。笑
自分で自分をモチベートすることば、
自分のやる気スイッチを入れることばの宣言は、どれも真実のその人をあらわしていて、
こみあげるほどすばらしかったです!
「わたしは、命を大切にする、愛を愛で返せる人」
「わたしは、笑顔が人を癒す人」
「わたしは、自分を大切にする人」
自分を元気づけ、やる気を起こさせる。
自分を動機付け、夢・目標へ向かう気持ちを取り戻せる。
行動化の最大の援助!
日々、自分を肯定し、自分の中心をとりもどす。
日々、自分を肯定し、自分をととのえる。
日々、自分を肯定し、やる気と自信あふれる毎日を♡
<参加者の声>
・自分であまり意識していなかった「笑顔が人を癒す人」と感じてもらい、今後もそうありたいと思いました。
・自らをモチベートする手段を学びました!
・自分が感じたことを伝えたことで、相手が笑顔になり、相手のやる気を引き出すことを実感しました。
もっともっと表現していきたいと思います。
・すごく幸せなおみやげをもらいました。他人から言われたことで自信がつきました。
・人に承認してもらうこともうれしかったのですが、相手をこころから承認することばを発した時に、逆に自分自身が満たされるのを感じました。