こころのお話

「認めてよ!」って言えないあなたが満たされる、日常できる一番簡単なこと

目次:
1、誰のこころにもある、無意識の禁止令「求めてはいけない」
2、なぜ、そうなった??求められないワケ
3、「認めてよ!」って言えないあなたが満たされる、日常できる一番簡単なこと
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1、誰のこころにもある、無意識の禁止令
「求めてはいけない」

人はだれでも、他人から承認されたいと思っています。

「ほめてほしい」
「きいてほしい」
「感謝してほしい」

そうすれば、こころのコップが満たされる。

欲しいなら言えばいいのに、言わなきゃわかんない!

「わたしのこと、認めてよ」

それができたら、どんなに楽なことか。
しかし、なかなかそうはいかない私たち。

「ほめて」
「きいて」
「感謝して」

それを口にするのは、なぜだか強い抵抗が。すごいブレーキがかかります。
欲しいのに、欲しいといえない。

なぜなら、、、無意識の思い込みが存在するから。

『求めてはいけない』

行動は、すべてあなたの考え、思考、思い込みが決めています。
そしてそれは無意識のなかにある。

2、なぜ、そうなった??「求められない」ワケ

2-1、親・養育者の影響
まずは、なんといっても親!!
自分を育ててくれた、親や養育者に絶大な影響を受けています。

「お姉ちゃんなんだから」
「お兄ちゃんなんだから」
「ひとりでやりなさい」
「自分のことは自分で」
「泣くんじゃありません」

幼少期に、どのセリフも言われたことはありません。
という人はいないんじゃないでしょうか?

親からこういわれて育てられると、
子供の受け取るメッセージは、ことばの意味とは違い、

「強くなくちゃいけない」
「感情を出しちゃいけない」
つまり、人に

「求めてはいけない」

求めてはいけない
求めると、傷つく
求めると、拒否される
求めると、愛されない
求めると、親に愛されない。

子供は親に見捨てられたら、生きていけません。
「助けを求められない」
「ひとりで頑張るべき」
「相談できない」
自分になんだかあてはまるわぁ、って人は、ここをみていく必要があるかもしれません。
愛されて生き延びるための、子供なりの決断を、大人になった今も生きていることになります。

そうなると、ビジネスやプライベートの関係で、不都合なことがいろいろ出てきます。
もちろん、解放することは出来ます。考えですから。
思い当たる方は、ぜひセッションへいらしてくださいね!

2-2、日本文化の影響
日本人は世界の中でも、とても礼儀正しい国民性。
その一方で、感情を表に出すのが苦手な人が多いのもまた事実。
うれしい、楽しい、喜び、そしてほめるといったポジティブな感情表現さえ、得意ではない傾向があります。
日本では、昔から、感情や望みを表現することは、はしたないこと、みっともないこと。

「冷静沈着で寡黙」
「何事にも動じない」
「どんなときでも慌てない」

どっしりとした人物がカッコイイ!
大人物の条件としてあげられ、あこがれる人(特に男性)も多いのでは。
裏を返せば、感情のままに動いたり、感情をすぐにあらわにするのは人間のスケールが小さいとみなされるということ。
そんな文化では、もともと素直に感情表現することができないのに、「求めること」がますますできなくなってしまうのです。

2-3、日頃の対立コミュニケーション

勇気をもって話したのに、
「でもさ」

よかれと思ってやったのに、
「なんで?」
「違うんだよ」
「相手のことも考えたら?」

相手をまずは受容しよう、理解しようとする態度のある対話ではなく、
否定から入る一方的な対立コミュニケーション。
しかめっ面で否定され、感じることはいつも同じ。

ああ、話さなきゃよかった

いつしか、きいて欲しいけど傷つくから、こころの中で決めてしまった。

「求めてはいけない」

3、「認めてよ!」って言えないあなたが満たされる、日常できる一番簡単なこと

それでも、欲しいものは求めていく必要がある。
自分の欲しいものは、求めてもいい。
「求めると傷つく」
「求めると愛されない」
それは、大きな大きな勘違い。
自分で自分を満たすには、求めることに許可をおろそう。
他人に自分を満たしてもらうには、求めることに許可をおろそう。
なろう、求め上手。

まずは小さなことから始めよう。
とっても簡単なことが第一歩。

3-1、お願いリクエスト
「部屋が暑い・・・」
みんなといて、こう感じたとき、どうしてますか?セミナー受講中とか。
求められない人は、我慢しちゃうことも多いのでは?
もしくは、ひとこと、

「暑いです」

言わずともわかるけど、
「で?だから?」っていうのが本心。笑
昭和のお父さんの「お茶」「新聞」みたいなやつね。

「暑い」だけだと問題提起のみ。
問題提起はだれでもできるし、多くの人は問題提起しかしない。
そこに解決策を求めていくことが大切なこと。

「寒いので、空調温度あげてもらえませんか?」

先日、我が家でのやりとりをご紹介。
か:「このゆでたまご、すげーんだよ。いつも絶妙な半熟でさ。」
な:「え?だって、そうやって作ってんだけど。」
か:「あ、そうなんだ。ふーん」
・・・・・
な:「あのーーー、ほめてもらえませんか!!?」笑
か:「あ、そうだね。すごいね、そんなことできるんだね!すごいすごい」←テキトー感満載。

世に言う、「ほめろ!ゆでたまご事件」でございます。笑

小さなことでもリクエストしていく。
きいてくれるかどうかは相手次第ですが、たいていの場合うまくいく。
そうなると、求めてもいいんだ!話しても大丈夫なんだ!って許可がおりてきます。

3-1、「わたしの好きなもの」
わたしの好きなものを、話す。
わたしについて、話す。
求められなければ、自分の好きなもの・興味あるものを日頃からみんなに宣言する。
これが実はめちゃめちゃ大切なこと!
求めずとも、与えてもらえる奥義です!

「わたしの好きな食べ物は、大福です」
「わたしの好きな食事は、和食です」
「わたしの好きなおにぎりの具は、明太子です」笑

たべものシリーズになってしまいましたが、笑、ほんとになんでもいいのです。
わたしの好きなブランドは、
わたしの好きな色は、
わたしの好きな海外は、
わたしの好きな音楽は、
わたしの好きなファッションは、
わたしの好きなスポーツは、
わたしの好きな趣味は、
そして、
わたしの誕生日は、2月25日です!!

は?これがなに??
これをやっているとどうなるのか??
周りが与えてくれるのです!
差し入れに大福、
飲み会に和食のお店、
誕生日にはブランドのバッグ!来たーーー!!笑

「ください」って求めると、そうするかどうかは他人の領域。
だから、コントロールできないのです。
だけど、
「わたし」を主語に好きなものを伝えることは、実は、求めることにつながっています。
好きなもの、興味あることを話すときはとってもハッピー!
それだけで自分で自分を満たすことができます。

わたしは食べ物のアレルギーがたくさんあるので、洋食がなかなか厳しくて。。
以前は、気をつかっていただくのが申し訳なくて、一緒に食事にいくことさえ遠慮していました。
「和食にしてもらえませんか?」ってリクエストするのもしんどかった。。

だけど、
「和食が食べたいです」
「オーガニックのお店が好き!」
「気になるお店があるの」
と言うようにしたら、本当にラクに!!
周りの人もラクになったようで、それがなによりなにより嬉しかった!

自分の夢や願望も同じですね。
夢・目標を口にして、叶っていくのは、みんなが支え、応援して与えてくれるからです。
「応援して」って求めなくても、自分軸で、やりたいことを話す。

自分の好きを話すこと=求めること

人は誰でも、応援してほしいし、応援したいと思っています。
人は誰でも、与えてほしいし、与えたいと思っています。
人は誰でも、自分も他人も承認したいと思っています。

求めて、与えて、
他人も人も承認し、
満たされて、こころ豊かに生きる自分になろう。

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◆第5回こころcafé 「わたしを満たす承認③~なろう、求め上手!」
満員御礼にて終了、ご参加くださったみなさまに感謝いたします。

◆次回:10月25日(木)18:30~
費用:1,000円 懇親会3,000円
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