お客様の声

カウンセリングマインドは、ビジネスでこそ活かすもの!!!

目次:
1、みんな、あなたの言うこときいてくれますか?
2、なんで?いつのまにか対立、、「対立」でなく「対話」しよう
3、まず気持ちを汲んで、「〇〇〇〇〇」って言おう
4、傾聴の目的とは
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カウンセリングマインドって、、
カウンセラーじゃないから関係ないし、と思ったでしょ?
でしょ、でしょ?そこのあなた。笑

カウンセリングマインドは、カウンセリングだけで使うものではありません。
むしろ逆。
カウンセリングマインドは、ビジネスでこそ活かすもの!

カウンセリングマインドとは、ひとことでいえば、
『相手の気持ちを汲むこと』

気持を汲むためには、傾聴しなければなりません。
「人の話なんて、きいてやってますよ」
とか言う時点で、すでに「聴」いてはいません。

「聞く」と「聴く」は、まったく別のこと。

あなたのリーダシップ、マネジメント、そして、お客様とのご契約。
それはすべてカウンセリングマインドにかかっています。

なぜなら、傾聴の目的は、
聞くことでもなく、
理解することでもなく、
信頼関係でもなく、
○○○○だからです。

1.みんな、あなたの言うこときいてくれますか?

後輩や部下のいるあなた、役職があってもなくてもリーダーですね。
そうじゃなくても、同僚がいたり、お客様がいたり、毎日人と関わっています。

理想のメンバーといえば、
やる気あり!
自信あり!
自発的主体的!
目標あり!
達成に向けてあきらめない!
しかも、
やさしい!
思いやりがあふれてる!
助け合える!
笑顔いっぱい、チームのみんなが仲良し!!

すっばらしー!こんなだったらいいなぁ、って誰もがあこがれるのではないでしょうか。

しかし現状はといえば、真逆。
やる気なし、
自信なし、
指示待ち、
目標ナシ、
他人に期待、
しかも、
自分のことしかやらない、
助け合わない、
笑顔なく、仕事とプライベートを分けていて、
チームがバラバラ、、

全員がそうじゃなくても、全部が当てはまらなくても、
なにかひとつでもお悩みがあるのではないでしょうか。

そんな経営者さんやマネージャーにお話きいてみると、

「俺は、なんでも話せって言ってるんだけどね」
「なんでやらないんだ!」
「なんで俺のいうこときかない!」

今やどの会社でも、当たり前に面談があります。

「なんでも話していいよ。悩んでることある?」
「別に、大丈夫です」

ホンネを話さない

「この件だけど、こうしたらいいんだよ」
「わかりました。ありがとうございます」

返事はいいけど、やらない
アドバイスをきかない

でもこの状況を作り出しているのは、実はあなたかもしれないのです!
本当にあるコワーーいお話。

2.なんで?いつのまにか「対立」、そうじゃなくて「対話」しよう

だれもが、人間関係、信頼関係が大切だということはわかっています。
だれもが、人ともめたり争ったりしたいなんて思っていません。
なのに、いつのまにか、相手とのこころの距離が離れていってしまっているなんてことがあるのではないでしょうか。

関係の質は、対立か対話の2種類しかありません。
人には誰にでも、聴いてもらいたい、ほめてもらいたい、認めてもらいたい、という欲求があります。
勇気を出して提案したり、よかれと思って話したのに、
第一声は、否定から始まる、対立コミュニケーション。

「でもさ」

「なんで?」
「違うんだよ」
「相手のことも考えたら?」
「その前にやることあるだろ!」

さらには、かぶせるように
「絶対~」
「普通~」
「こうすべき」

正しさ、押しつけ、いきなりのアドバイス。

相手をまずは受容しよう、理解しようとする態度のある対話ではなく、
否定から入る一方的な対立コミュニケーション。
しかめっ面で否定され、感じることはいつも同じ。

ああ、話さなきゃよかった

そして決断する。
「この人に話すのはもうやめよう」

つみ重なっていくと、ある日突然、離職。
「辞めます」
理由をきいても、
「実家に帰ることになりました」
「やりたいことできました」
「留学することになって」

もちろんホンネはきかせてもらえませんが、
ほぼ、人間関係が原因です。
「駅前留学」なんて、こともあったりして。← 実話。苦笑

離職じゃなければ、会社に来なくなります。
そんなつもりはなくても、
「自分はダメなんだ」
「自分は役立たず」
「自分はいる価値がない」
というビリーフ(思い込み)により、パニック障害、うつ病等、こころの病へ。。

3.まず気持ちを汲んで、「〇〇〇〇〇」って言おう


唐突に辞めたいというメンバーがいたら、あなたはなんて言いますか?

「なんで?」
「今やめるな!」
「ふざけるな!」

辞めたい、なんて言われて、こころ穏やかではいられませんが、
自分の気持ちや考えは、いったん横に置いておく。
そうなると、どうなるのか、、、

とある受講生さんのエピソード。

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先日の研修ですが、さっそく実務で効果覿面で驚いています!

契約最終日が迫っているスタッフさんが職場への不満が溢れ出し、
「もう行きたくない」
「後任への引継ぎなんてしない」
と発言し、契約最終日をまたず強引に退職をしようとしていました。

なぜそう思うのか、ひたすら本人の話(主張や不満)を
「そうですね。」「そうですね。」
と聴いていたら、
(途中、何度も否定や解決策の提案をしたくなりましたが、ぐっと我慢しました)
いつしか自然と本人のネガティブな気持ちが緩和されて、
自発的に最終日まで出勤しますと宣言するようになりました。

さらに「後任の方や職場へ迷惑をかけたくない」
という周囲を気遣う発言まで出るようになりました。

「もう行きたくない」と言い出したときはかなり頑なで、
職場への愚痴も多く、
契約期間の全うは諦めるしかないだろうと思っていましたが、
ここまで変化するとは驚きました。

ただ「そうですね。」と話を聞くだけで、
人の承認欲求を満たすこともできると経験になりました。

こちらから何もしていないのに、ご本人自ら柔軟な提案をして頂きました。
びっくりです!

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途中、何度も否定や解決策の提案をしたくなったけど、ぐっと我慢。
そして、ひたすら「そうですね」「そうですね」ときいていたら、
そうすると、こちらから何もしていないのに、本人自ら柔軟な提案が!

「そうですね」

その威力たるや、絶大!!!

カウンセリングマインドは、気持ちを汲むことです
傾聴して、気持ちを汲んで、まず受容する。

「辞めたい」=「辞めたい」ではなく、
「辞めたい」=「辞めたいほど辛い」ということ。

だから、
ことばの裏にある本当の気持ちを汲んで、
「そうだよね、辞めたくなるよね」
という必要があるのです。

それでも、誰もが、否定したり、解決策を提案したくなります。
だけど、アドバイスにはタイミングがあります。
アドバイスされても、
人は、好きな人の言うことしかききません。
たとえ、正しいとしても、好きじゃなければ、言うとおりにはしません。
だから、アドバイスを聴いてもらいたいなら、まず自分を好きになってもらうこと。

信頼関係とは、自分を好きになってもらうこと。

信頼関係をつくりあげるには、コミュニケーションが必要です。
コミュニケーションは「聴く」と「話す」で出来ていて、
相手との関係を構築するのは、話すことではなく、「聴くこと」です。

自分を好きになってもらうには、傾聴すること。

4、傾聴の目的とは

傾聴の目的は、相手を理解することでも、信頼関係をつくることでもありません。
そして、実は、好きになってもらうことでも、言うこときいてもらうためでもありません。
これらは、すべて傾聴した結果、生まれるものです。

聴くから、認められて満たされます。
聴くから、好きになります。
聴くから、信頼関係が生まれます。
聴くから、自発的になります。
聴くから、アドバイスをきいてくれるのです。

傾聴の目的は、「相手の存在そのものを認めること」
傾聴の目的は、「存在承認」

傾聴することは、「存在承認」すること、です。

 

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