こころのお話

【「会社を辞めるのではない!○○を辞めるのだ」承認の大切さ】

面談力BASIC第二期が先週からスタートしました。
レポートを前編、後編とわけて書いておこうと思います。

今回の参加者のみなさまも、
営業だったり、マネージャーだったり、経営者だったりと多様な顔ぶれ。
お一人おひとりがそれぞれに夢や希望をもって参加してくださっていて、
部下やお客様との関係を今以上によくしたい、と思っている方達が集まってくださいました。

そして、生産性あげたい、定着率あげたい、はもちろんだけど、

もっと輝かせてあげたい、
笑顔にしてあげたい、
悩みを解放してあげたい、

「人の役にたちたい」と願う、すでに魅力的なリーダーの条件の持ち主ばかり!

承認の大切さ、
「会社を辞めるのではない、○○を辞めるのだ」

相手との関係性の質を高めていく、
つまり信頼関係を築くためには、相手を受容し、認めていくことが大切です。
第1講では、『承認』の大切さを、強く実感してもらえた時間となりました。

誰でも、いつでも、どこででもできる承認といえば?

「褒める」
「感謝する」

永遠のツートップですね。笑
でもこれが、簡単そうで、なかなか実行できないのが現状。。
「褒めようと思っても、なぜか怒ってしまうんです。」
というお悩みは、本当によくお聞きします。

でも、部下のモチベーションが上がるのはいったいどんなときなのか?

1位 褒められたとき
2位 感謝されたとき
3位 達成したとき

なんですよー!!
すごい順位だと思いませんか?注目すべきは、3位。
何かを達成、成し遂げたときよりも、
「ありがとう、すごいね、さすがだね!」
って言われた時の方が、モチベーションが上がるのです!

何かを成し遂げたときの達成感 < 褒められること、ありがとうの言葉

人はみな、承認されたい。
認められるために、達成するのです。
その証拠としてのこちらの順位ですね。

「給料2倍にしてやったのに、全然働かない」
と仰る経営者のお声も聞きます。
が、
そこじゃなぁーーーい!!笑
給与や福利厚生は、圏外!なのですよ。

そして、一番モチベーションをあげてくれるのはいったい誰なのか?

1位 上司!!

そう、先輩でも同僚でも、恋人でも家族でもなく、ズバリ!上司なのです。
その上司から、ほめられたり、感謝されないと、どうなっていくのか、、

自分は、役にたってない
自分は、必要ない
自分は、信用されてない
自分は、いなくてもいいのかも、、

と、自分のいる意味や価値を感じられず、居場所がなくなり、辞めていく。。
そして、辞めるのは会社ではありません。
承認してくれなかったあなたを辞めていきます。

「会社を辞めるのではない、上司を辞めるのだ」

これは、アメリカでは有名なことば。
もしも、自分の部下がやる気がなかったり、辞めていったりしたら、
それは上司の責任が大きいです。

仕事でもプライベートでも、
笑顔と癒しの「場」を実現する。
そのために、魅力的でこころ豊かなリーダーになる。
承認、感謝の大切さを知り、こころを満たすことが第一歩。
人間関係が、やはりすべての土台ですね。

レポ後編に続く!